三重県柔道協会について

会長あいさつ

  三重県柔道協会

              会長 平賀 秀忠

 

 

 平素より三重県柔道協会の活動に対しまして、格別のご理解ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。

 まず、新型コロナウイルス感染症によりご逝去された方のご冥福をお祈り申し上げますとともに、罹患された方の一日も早い本復を衷心より願っております。さらには、この感染症の最前線で治療に当たられて、御尽力なさっておられる医療従事者の方々をはじめとする皆様方にも、深甚なる敬意と感謝を申し上げます。柔道界の今後の活動におきましても、引き続き感染症対策を十分に行ってまいりたいと思っております。

さて、本年9月には、この三重県において「国民体育大会柔道競技(とこわか国体)」が開催されます。地元開催という特別な国体に向け、強化部を中心に、ジュニア世代からの継続した指導を行ってまいりました。それが実を結び、着実に実力をつけてきております。開催までの最後半年、「総合優勝」という目標達成に向けて、協会一丸となり決死の覚悟で頑張ってまいります。

また、6月には、四日市市において「全日本実業柔道団体対抗大会」、来年の5月には、津市において「マルちゃん杯少年柔道中部地区大会」の開催がそれぞれ決定しております。両市で全国的規模の競技イベントが開催されることをきっかけに、三重県柔道界がさらに発展することへの期待に胸を膨らませております。

このように、国体の地元開催を成功裏に収めようとの機運が高まっている中、これらの事業を進めるための財源確保に向け、4年前より広告・協賛金を募集しています。皆様方におかれましては、何卒趣旨をご理解のうえ、本協会へのご支援を賜り、ご協力を頂ければ幸甚に存じます。 

近年、全国的な少子化や、趣味の多様化に伴う柔道人口の減少が問題となっており、三重県においても例外ではありません。同時に「指導者不足」という問題も抱えており、小学生や中学生、高校生の指導にあたるべき人材の確保が難しいという、苦境に立たされております。しかし、日本の伝統である武道「柔道」精神を、未来ある子どもたちに伝えていくことは、我々に課せられた使命であると考え、この困難な状況を打破すべく、尽力してまいる所存です。

今後とも三重県柔道協会及び柔道の発展のために、粉骨砕身の覚悟で臨みます。是非ともお力添えをいただきますよう、伏してお願い申し上げます。


      令和33月吉日

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